引き戸クローザーとは、開けられたドア（引き戸）が勢いよく閉まらないようにソフトに確実・安全に閉めるための制御装置です。 その為、病院や老人ホーム・福祉施設・学校など、バリアフリー設計が求められるような施設に多く使用されています。

引き戸クローザーの種類は豊富にある為、その構造については一概に言えませんが、一般的には手動で開いた上吊式の引戸をぜんまいバネ式の駆動装置が引き込み戻して自閉する仕組みになっています。自閉する際は、勢いよく閉まらないようにエアーダンパーや歯車などの装置でブレーキをかけながら、ゆっくり安全に閉まります。
種類は大きく分けて２種類です。レールが傾けて取り付けられ、ドアの自重により閉まっていくタイプの「傾斜式」と、レールが水平に取り付けられ、ぜんまいバネ式の駆動装置で引き込むタイプの「水平式」です。それから更に、制動（ブレーキ）の種類が空気圧を利用したエアダンパー装置であったり、油圧や流体摩擦を利用した歯車装置であったりととてもたくさんの種類がございます。

このように機能的でとても便利な引き戸クローザーですが、長年使用していると部品が破損し、下記のような症状が発生する場合も出てきます。

• ドアが自閉しなくなった。
• 閉まる際にブレーキが効かなくなり、勢いよくドンと閉まるようになった。
• 全開時のストップが効かなくなった。
• 開閉の際、ガタガタと音が鳴るようになった。

上記のような症状が見受けられた場合は、早めのメンテナンスをおすすめします。そのままの状態で使用されると、症状がさらに悪くなり、ドア一式の取替が必要になってしまう可能性も出てきます。
不具合の症状や破損した部品にもよりますが、メンテナンスはDIY感覚でご自身で行うことも可能です。（基本的に破損した部品を新品に取替るだけで、不具合が解消される場合が殆どです。）もし、装置が複雑でご自身でのメンテナンスが困難と思われる場合は、最寄りの専門業者（例：建具交換・修理屋さん、ドアの補修・交換屋さん、ガラス屋さんなど。）へご相談下さい。

当社は、九州一円のサッシメーカー様や補修業者様、工務店様などに多数の納品実績がある建築金物の総合商社で、オンラインショップはその一部として運営しております。今では、全国各地の業者様にも納品させていただいております。引き戸クローザーの 見積ご依頼（標準品～特別仕様品）、交換品の選定、部品の取り寄せ、廃番品の後継機種選定など、ご質問・ご要望がございましたら、何なりとお申し付下さい。当店の お問い合わせフォーム よりご連絡いただきましたら、順次対応・回答させていただきます。

大鳥機工（DIA）

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ハシダ技研

※種類が膨大にある為、掲載できていない商品もございます。お探しの商品が見つからない場合は、 お問合せフォーム よりご連絡下さい。順次対応・回答させていただきます。

既設の引き戸クローザーの現調写真・実測寸法を送っていただくことで、取替製品・メンテナンス用部品の選定・御見積書をご提案させていただいております。写真撮影・実測方法については、下記をご参考下さい。
「引き戸クローザーのメンテナンス用チェックシート（PDF）」もご用意しておりますので、こちらを参考に現地調査・記入後、メール・Fax送信でも受付致しております。

　≫ E-mail. ecshop@ibnez.com
　　 Tel. 092-402-1210 / Fax. 092-474-0656

《 写真の撮り方 》

《 寸法の測り方 》

上記ご準備ができましたら、お問合せフォーム より、ご送信下さい。

※稀に当店では、取り扱いできない機種がある場合もございます。機種選定・お見積り回答できない場合もございますので、予めご了承ください。